嫉妬というのは、苦しい感情ですよね。
そんな風に思う自分がとても嫌なのに、どうしてもそんな思いが頭の中を占領してしまう。
そして、どんどん自分のことが嫌いになっていってしまう…。
一度嫉妬心が芽生えてしまったら、それはもう制御不可能な感情となって自分を支配してしまいますよね。
好きな人がほかの女と話すことが苦しいときに、試してみて欲しい方法は5つあります。
- その場から離れる
- 大きく深呼吸する
- 身体を動かす
- 自分のことに集中する
- 素直な気持ちを好きな人に伝える
でもこれは、嫉妬してしまったときの応急処置に過ぎません。
実はあります。
それが、こちらの4つです。
- 理想の自分を頭に描く
- 恋人から愛情をもらう
- 彼に依存しない
- 「人は人、私は私」を理解する
これだけだと少し伝わりにくいでしょう。
ではこれから、ひとつずつ丁寧に詳しく解説していきますね。
その他にも、モヤモヤと嫉妬しているときの心の昇華方法などもまとめましたよ。
好きな人がほかの女と話すと嫉妬する時に、その場でできる解決策5つ
「嫉妬」というのは、心の底からフツフツと沸き上がってくるもの。
一度沸き上がってしまえば、それを抑えるのは容易ではありません。
かといって、その感情を見境なく爆発させてしまっては、周囲との関係が壊れてしまいますよね。
それがあなたにも分かっているからこそ、苦しいのでしょう。
そんなときは、これから解説する方法を試してみてください。
①その場から離れる
「好きな人がほかの女と話す」その場面を目の当たりにしていては、嫉妬の心を抑えるのは大変です。
一度その場を離れることで、爆発しそうになる心を静める時間ができます。
しかし、注意してほしいのは、離れたあとです。
先ほどの「好きな人がほかの女と話す」場面を、何度も頭の中で反芻してはいけません!
反芻(はんすう)とは?
牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口の中に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと。転じて、言葉や経験についてくり返し考え、よく味わうこと。
今はまだ気持ちを少し抑えているだけ。
気持ちが昇華できたわけではないので、同じ場面を何度も反芻していると嫉妬心に逆に火がつきます。
②大きく深呼吸する
嫉妬で心が苦しくなったら、まずは大きく深呼吸してみてください。
「好きな人がほかの女と話す」ということだけで一杯になってしまっている頭に、少し空気を送りましょう。
大切なのは、吐く動作。
限界ギリギリまで空気を吸い込みましょう。
そして、なるべくたくさんの時間をかけてゆっくりゆっくり空気を吐き出してください。
③身体を動かす
嫉妬心だけで頭の中がいっぱいになってしまったら、身体を動かすのも良い方法です。
ストレッチでも良いですし、ただただ無心で走るだけでも良いですね。
心と身体は、連動しています。
身体をリフレッシュすることで不思議と心もリフレッシュされることが多いです。
運動が得意な人や苦手な人がいると思うので、自分に合った方法を見つけてくださいね。
④自分のことに集中する
そんな風になってしまったときは、自分のことに集中しましょう。
趣味があれば、それに没頭するのも良いですね。
無心に料理を作っても良いですし、映画や漫画など好きな作品に没頭するのも良いでしょう。
カラオケなどで大きな声を出すのも良いですね。友達と思いっきり遊ぶこともおすすめです。
彼のことは、まずは置いておいて、自分の好きな世界に集中しましょう。
⑤素直な気持ちを好きな人に伝える
今までは、嫉妬心から気持ちを逸らす方法をお伝えしました。
でもそれだけでは、根本的な解決にはなりません。
あくまで応急処置。
嫌な気持ちを少し抑えているだけです。
根本的に解決できるのは、あなたの好きな人だけです。
あなたの好きな人に、あなたの素直な気持ちを伝えてみましょう。
こんなこと話すのって、ちょっと恥ずかしいなって思いますか?
でもそれを口に出して彼に伝えることで、一人でモヤモヤしていた心がビックリするくらい軽くなります。
気持ちは、溜めすぎると身体に毒なのです。
ただし、彼は悪いことをしていたわけではありません。
感情的に伝えるのはNGですよ。
自分の気持ちを押しつけてはいけません。
あくまで「伝える」だけに留めましょう。
考えたくないのに嫉妬でイライラする気持ちは誰でもあること
誰だって、嫉妬でモヤモヤ苦しくなることはあります。
「好きな人がほかの女と話す」って、悪いことではありません。
私だって、別に好きでもないただの男友達と話すことくらいあります。
その感情が醜いものだと自分で思っているから、友達にも話せず、彼にももちろん話せず、モヤモヤだけがどんどん蓄積していって。
こういうものは、本当は溜めてはいけないのです。
そう思ったら、昇華しておかないといけません。
昇華(しょうか)とは?
精神分析学用語。性的衝動ないしそのエネルギーを、性的でない社会的に受入れられるようななんらかの他の活動の形で表現するようにさせる無意識的過程。芸術、宗教などの文化現象もこの働きによるとする。さらに一般的には、低次の要求の満足を、より高次な要求の満足により置き換えることをさす。
溜めて、溜めて、「まだ大丈夫」と見ないふりして、考えないようにしていると、なんでもないことで大爆発が起こってしまいます。
まず大切なのは、嫉妬しないような心を作ること。
そして、嫉妬心を感じたらキチンと向き合って昇華させることです。
好きな人に不満をぶつけてケンカしてしまうのは、本末転倒になってしまいます。
笑顔で大好きな人の側にいられるように、心に余裕を持ちましょう。
好きな人がほかの女と話す|嫉妬せず心に余裕を持つ方法
嫉妬は、相手と自分を比較するところから始まります。
「どうしてあの子ばかり」と考える裏には、こんな思いもありますよね。
- 「私だって頑張っているのに」
- 「あのポジションは私のはずなのに」
そういった比較が隠れています。
それから、好きな人をとられてしまうかもしれないという恐怖心や焦り。
①「比較する心」をコントロールする
理想の自分を頭に描く
常日頃から、「理想の自分」を頭に思い描くようにしましょう。
「好きな人がほかの女と話す」なんて場面に遭遇したときも、理想の自分を思い描いてみましょう。
理想のあなたは、余裕を持ってニッコリ笑っていませんか?
「私なんて…」と卑屈になっているのは、理想のあなたではないはずです。
「人は人、私は私」と理解する
「よそはよそ、うちはうち!」
なんて、小さい頃に言われませんでしたか?
そうなんです、あの子はあの子、あなたはあなたです。
あの子に良いところがあるように、あなたにも良いところがたくさんあります。
それをキチンと理解しましょう。
そうなったときも、理想の自分を頭に描くと良いですよ。
こんな風に自分を落ち着けられれば、あなたはさらに魅力的な女性になれます。
②「恐怖心」をコントロールする
恋人から愛情をもらう
「好きな人」が恋人であるなら、恋人から毎日たくさんの愛情をもらってください。
そんな風に言って甘えましょう。
恋人なら、ワガママ言ってもいいんです。
たくさんの愛情が、あなたの心に余裕を与えます。
彼に依存しない
彼に依存してしまっている場合。
「彼がいなくなったらどうしよう」という恐怖を感じます。
彼を好きなのはとても良いことですが、彼に依存してはいけません。
彼は別に突然いなくなることはありません。
交通事故に遭う確率さえ、相当少ないので、基本的にはあなたのそばにいてくれる存在です。
安心しましょう。
また、、あなたが趣味などで友人と一緒に楽しめたら、彼の人生の幅も広がります。
「彼がいる幸せ」を感じてつつ、あなたも人生を満喫してくださいね。
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「嫉妬してるな」と自覚することが大切。嫉妬している自分を認めること
「好きな人がほかの女と話す」場面に出くわしてモヤモヤした。
嫉妬というのは苦しい感情ですが、感情の正体を理解することで少し落ち着きます。
そのうえで、嫉妬した具体的な内容をノートなどに書き出してみましょう。
「彼がほかの女と話すのが嫌だった」と。
そして眺めてみましょう。
ちょっと心が落ち着いてきませんか?
だって、あなたも他の男と話すことがあるはずですもの。
と、拍子抜けするかもしれませんよ。
また、友達に吐き出してみるのもいいですね。
大切なのは、感情を押さえ込まないことです。
そして、苦しい感情を我慢しないこと。
感情を吐き出して、冷静な目線でその感情の正体を探ってください。
呆れるくらい、なんでもないことかもしれませんよ。
嫉妬する気持ちはみんな持つもの。心を否定しないことが大切。
嫉妬してしまう気持ちは、とても苦しいものです。
でも決して汚い気持ちなんかじゃありません。
恋をしている人なら誰だって持っている感情なのです。
「好きな人が、ほかの女と話すのはイヤだ」それは、実はみんなそうです。
- 嫉妬の感情は、否定するのではなくちゃんと昇華させる
- 好きな人に受け止めてもらったり、冷静に眺めたりしてみる
- 自分なりの昇華方法を見つける
嫉妬しない心を持つ努力もして行きたいですね。