あなたはミラーリングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
その名の通り、「鏡(ミラー)のように相手の言葉や仕草を真似する」という、ちょっとした心理テクニックです。
これを応用すれば相手に好意、すなわち脈ありを持たせることも、そう難しくはありません。
対面して使われることも多いミラーリング。
実は、lineでもミラーリングを活用できてしまうんです。
そして、そのテクニックをlineで応用してみてください。
lineでのミラーリングは脈ありサイン!その行動原理
はじめの方でも少し触れましたが、ミラーリングは「相手の言葉や仕草を真似する」というものでした。
例えば、仲の良い友だちって、少なからず自分と共通の趣味嗜好があったりしませんか?
お互い服が好きだったり、お互い映画が好きだったり共有できる似たようなものがありますよね。
lineでも「自分と似たようなもの」を感じれるか
lineでも「自分と似たようなもの」を感じれるかどうかが鍵。
- 返事の速度が似ている
- 好みのスタンプが似ている
- 好みの絵文字が同じ
lineの文面上だと、この辺りを感じとれると距離の近さがわかります。
ゆえに脈ありに繋がってきます。
あとは、会話をする中で相手の好みを聞き出してみてください。
- 好みの食べ物
- 好みの映画
- 好みの本
などですね。
実際にlineで相手の好みについて聞いてみてください。
そして、あなたも好きなら「それ、私も好き!」としっかり伝えてみましょう。
距離が縮まると相手も「あなたの意見に共感しよう」という姿勢を次第に持ってくれます。
これが「脈あり」のサインです。
つまりミラーリングの原理は共感と同調
ミラーリングの原理はシンプルに言うと共感・同調することです。
共感するから相手も嬉しくなり、嬉しいことをされた相手はあなたにもしてあげたくなります。
「脈あり」を感じたかったら、まずはあなたが相手を共感するところから始めてみましょう。
自分が無理して共感してないかどうか
ただし、一つ注意点があります。
「自分が無理して共感してないかどうか」です。
というのも少なからずあるはず。
お互い違う人間同士ですよね。
無理して共感していると、自分に嘘をついて生きることになります。
自分に嘘をついてまで共感していると、自己肯定感がグッと下がってしまします。
ゆえに、ネガティヴな思考に陥りやすくなってしまいます。
これには要注意です。
実はミラーリングは気づかないうちにしてる
実は、ミラーリングは気づかないうちに起こるんです。
お互いに距離が近く、仲が良くないとミラーリングは起きません。
というのは、距離が近いと、相手に接する機会が自然と増えますよね。
接する機会が増えるということは、共感できる話題も増えてきます。
もちろん、共感できないこともあるでしょう。
しかし、共感できる事柄が増えるのもまた事実。
物理的に距離が近い人は、気づかずにミラーリングをする傾向がある
仲が良いと距離が近いのでミラーリングが起きやすいです。
学生時代のクラス内でのグループなどがまさにそうです。
仲の良さで集まったグループもあります。
でも、最初は「ただなんとなく」で集まったグループがほとんどじゃないでしょうか。
気づけば、グループ内、似たもの同士になっているんですよね。
離れている人は意識的にミラーリングが必要
離れている人は、自然と接する機会が減ってきます。
そういう人ほど意識的に接する機会を作っていかないといけません。
まずは、こまめにlineでやりとりをすることが大切です。
こうやって接する機会を増やすことですね。
接する機会が増えないからには、共感できる話題も見つけることができません。
lineで意識的にまずやりとりをして、共感できる話題があれば共感することです。
真似する事で距離が近づくミラーリングを使った3つのテクニック
では実際に、ミラーリングを使ったテクニックを見ていきましょう。
①話のテンポを合わせる
例えば、相手の話のテンポは遅いのに、自分のテンポが早かったら相手はどう感じると思いますか?
と違和感を感じますよね。
違和感は共感に繋がらず、ミラーリングが成立しないです。
つまり、これの逆をしよう、ということです。
- 相手がゆっくりなテンポなら自分もゆっくりと
- 相手がハキハキと話す人なら自分もハキハキと
ただし、相手に合わせすぎると自分を消耗しますし、全てを合わせようとする必要はありません。
合わせられる部分は合わせて、難しい場合は無理をしない方が、とても自然です。
②言葉を繰り返す
「話のテンポに合わせる」と似ていますが、言葉を繰り返すことは「合わせる」という視点で同じです。
例えば、
と言ってきたとします。
ここで
と相手の都合を聞いてはいけません。
と合わせてあげましょう。
人はわかって欲しい生き物ですからね。
相手の言葉を繰り返すように同調してあげると、相手はあなたのことを受け入れやすくなります。
「言葉を繰り返す」ことも立派なテクニックなので、忘れないでくださいね。
ただし、間髪入れずに、適当に同調するのはちょっとキケンです。
感情がこもってないことが相手に直ぐにバレてしまいます。
そうすると返って、相手のこと傷つけてしまいます。
③同じものを共有する
lineで同じスタンプを使う
自分が使ったスタンプを相手も使ってくれたらなんだか嬉しいですよね。
「お、相手も気に入ってくれたのかな」と、「脈あり」を感じるのではないでしょうか。
しかも、スタンプなら、何回使ってもくどくないので、いやらしさがないですよね。
同じ飲み物を頼む
例えば、相手がコーヒーを頼んだら、自分もコーヒー頼む。
「相手と同じものを頼むのはワザとらしい」と思う人もいるでしょう。
相手がコーヒーであれば自分はカフェオレ。
相手がオレンジジュースなら自分はアップルジュースなど。
同じ物を頼まなくても似ような物を頼むのも、ひとつのテクニックです。
「同じ物を頼んでワザとらしい」と思ったら、似たような物を頼んでみましょう!
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同じものを共有すると相手に共感したことを示す
特に同じものを共有することは効果的です。
同じものを共有することは、相手に共感したことを示します。
つまり、相手に共感する、相手に同調することは、安心感を生み出します。
人は危険と感じる相手より、安心と感じる相手と居たいものです。
lineで応用する
繰り返しますが、lineであれば同じスタンプを使うことも、ミラーリングの効果を発揮します。
それ以外であれば、lineの返信速度を合わせるのもとてもいいですよ。
例えば…
相手がlineのレスポンスが早い人なら、こっちも早く返事をする。
遅い人なら、こっちも遅く、それに合わせてあげる。
lineの返事を合わせるということは、あなたの返事に同じスピードで返すということです。
同じものを共有するという視点では一緒の意味なんです。
気づかずミラーリングしてる心理から脈ありを見極めることは可能
ミラーリングのことを理解して来ましたよね。
ミラーリングは「鏡(ミラー)のように相手の言葉や仕草を真似する」というものでした。
この心理テクニックをうまく活用すると、相手に好意、すなわち脈ありの気持ちを伝えることができます。
相手がミラーリングをしてきたら脈あり
あなたがミラーリングをして、相手もミラーリングをしてきたら、それは「脈あり」と考えていいでしょう。
なぜなら、相手がミラーリングをするということは、あなたに少なからず好意があるからです。
好意がない相手をミラーリングしようとは思いませんよね?
相手がミラーリングをしてこなかったら脈なし
相手がミラーリングをしてこなかったら、それは脈ありではないということです。
lineならばあなたの返事が早いのに、相手は遅いとか、逆のパターンもありえます。
合わせてくれる姿勢を感じ取れるならばいいですが、全くその気もなさそうなら諦めて次の相手を探しましょう。
このように、心理テクニックを知ることで、相手が脈ありなのか判断もできますよ。