男性は、恋愛により様々な変化が起こるとされています。
実際、恋愛をしている男性は、脳内でたくさんの種類の脳内物質が分泌しているとされています。
その脳内物質の作用によって、様々な肉体の変化や、精神的な変化が起こるのです。
特に、恋愛をしている時に分泌されやすい脳内物質が、ドーパミンです。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ドーパミンは、快楽物質と呼ばれる、依存要素が大きいホルモン物質です。
主に気分が高揚したりした時に脳内で放出されることで有名な、精神的高揚物質と言われています。
恋愛をしている男性は、そのドーパミンという脳内物質の分泌により、体に様々なメリットが現れます。
では、そのドーパミンにより、具体的にどのような変化が起こるのでしょうか?
では、恋愛をすることにより、男性自身の体や脳にどういった変化が現れるのかについて、解説してます。
恋愛でドーパミンが放出する【男性版】脳内物質の変化やメリット7選
男性は恋愛をすると、脳内からドーパミンが大量に分泌されます。
大量に分泌されたそのドーパミンは、その作用により、体や心に色々な影響を与え、そして別の脳内物質の分泌を促したりします。
では、そのドーパミンが体にもたらす具体的なメリットはどういったものなのか、全部で7つ、見て行きましょう。
①大きな高揚感を得ることができる
ドーパミンといえば、気分が上がったり、テンションが上がって楽しくなったりするなどの作用が体に現れるというイメージが一番大きいと思います。
ドーパミンは、恋愛をしている時だけに限定されて分泌されるものではなく、普段から人間の体から分泌されているので、とても身近に感じられる脳内物質の一つです。
人間は誰でも、気分が良くなっていると楽しいし、嬉しいものです。
ドーパミンは、恋愛をしている男性の気分をより上げてくれる、とてもいい脳内物質と言えるでしょう。
②好きな女性に対し、積極的になれる!
恋愛をすることにより、ドーパミンが放出されると、普段よりも気分が上がって、その結果様々な積極的な行動に出やすくなります。
ドーパミンは色々なことに対する意欲ややる気を高めるとされ、向上心や集中力を上げることにも影響しています。
同時に、やる気や向上心が高まると、楽観的思考になりやすいとされていて、何事もポジティブに考えられるようになります。
その結果、「失敗しても大丈夫!」と自分に自信がついて、色々な行動に出ることができるのです。
体を直接動かすことにより、さらにドーパミンが放出されるため、いいこと尽くしです。
③幸福度が上がり、自信がつく
脳内でドーパミンが放出されることにより、同時に、オピオイド-エンドルフィンという脳内物質も放出されます。
エンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質の一つで、幸せ脳内物質と呼ばれているものです。
主に鎮痛効果や、幸福感が得られることで知られています。
身近なもので例えると、ランナーズハイなどがこのエンドルフィンの放出に強く関わっていると言われています。
恋愛において、興奮と幸福は似ているけれども、全く別の感情です。
ドーパミンにより、精神的に気分が高揚して興奮すると同時に、エンドルフィンの作用で幸福度が増す効果も得られるので、一石二鳥です。
④トキメキを感じやすくなる
ドーパミンと共に放出される脳内物質は、エンドルフィンだけではありません。
向精神物質と呼ばれるフェネチルアミンという脳内物質も、ドーパミンと一緒に放出される脳内物質の一つです。
これは私の経験談ですが、恋愛をしている時は、確かに心がときめいたりすることが多いように感じます。
好きになった相手の新たな一面を知ることができたり、初めて手を繋いだ時などに感じるトキメキは、脳内物質の放出の作用によるものかもしれませんね。
ちなみにこのフェネチルアミン、実はチョコレートに多く含まれており、とても身近な物質となっています。
バレンタインデーで好きな女性からチョコレートをプレゼントされたら、トキメキをより一層感じる事ができるかも?
⑤印象が良くなる
人間にとって、印象はとても重要なものです。
誰しも、気分が悪そうな人といるより、気分が良く楽しそうにしている人の方が、印象が良く感じますし、一緒にいて居心地のいい存在と認識することが多いと思います。
好きな女性からの印象も、よりよくなるでしょう。
楽しい気分やハイテンションは周りの人間に影響しやすいので、より楽しく幸せな恋愛へ繋がると思います。
⑥男らしい体つきになる
これまで、ドーパミンの放出による作用で、主に精神的な変化についてお伝えしてきましたが、目に見える肉体的な変化も起こります。
それは、テストステロンという男性ホルモンにより起こります。これもまた、ドーパミンと共に放出される脳内物質の一つです。
体の筋肉量が増えたりするなどの見た目の変化があると、自分に自信がつくようになるので、肉体的にも精神的にもメリットがあるのは嬉しいですね。
また、テストステロンが作用するのは体つきだけではなく、集中力の向上や精神の安定にも作用すると言われています。
競争心や闘争心にも影響があるとされています。ドーパミンによるやる気や積極性の向上と同じような作用にも強く関わっており、人体にたくさんの影響をもたらす脳内物質です。
⑦仕事が捗るようになる
よく、『女性は恋をすると綺麗になる』と言いますが、男性が恋をすることで一番変化することが、いつもより仕事に精が出るようになるということです。
男性は恋愛をすると、仕事が捗るようになり、集中力が上がることで作業スピードが上がったりなどの変化が現れることがあります。
これもまた、恋愛をすることによって放出される脳内物質によってもたらされる変化です。
ドーパミンとテストステロンについては、気分を高揚させたり闘争心を引き出したりする作用があるとお伝えしてきましたが、それらが大量に分泌されることによって、普段より攻撃性が高くなり、周囲の人間に敵対心を抱きやすくなることにも繋がってしまいます。
そういったドーパミンやテストステロンによる作用の暴走を抑えるのが、セロトニンという脳内物質です。
セロトニンは、ドーパミンの放出により引き起こされる興奮を和らげ、集中力を上げたりすることに働きかけてくれます。
ですので、恋愛をしている時に放出されやすいこれら3つの脳内物質のバランスが上手く取れると、より良いコンディションになり、恋愛も上手くいくでしょう。
逆に、恋愛をしていても、付き合いが上手くいっていなかったりすると、かえってストレスが溜まって、ホルモンバランスが崩れてしまうので、注意が必要です。
男性は、彼女がいたり結婚していたりする方がモテやすい
恋愛をすることによるドーパミンのもたらすメリットについて、積極的な行動に出やすくなったり、自信がつくようになることなどを挙げました。
恋愛をしている時は、周りからのイメージがよくなります。
それはつまり、周囲の異性からも魅力的に見えやすくなるということです。
相手の女性のために身なりに気を使っておしゃれをするなど、恋愛をしている男性は、周りの女性からはより一層輝いて見え、そのまま異性として意識してしまうことがあるかもしれません。
その結果、自分にパートナーがいる時の方が、女性からモテやすくなるという結論に至ります。
また、人は誰かから何かを奪ったりすることで優越感を感じたり、人の物はより魅力的に見えたりするので、そういった心理現象の影響から、女性からのアプローチが増えることもあるかもしれません。
恋愛モードだと、脳みそが馬鹿になり冷静な判断がしにくくなる
つい恋愛に夢中になりすぎて、周りのことが見えなくなってしまった経験はありませんか。
相手のことが気になって、何も手につかなくなったり、好きという感情が先走って、大胆な行動に出てしまったり。
恋愛に夢中になるのはいいのですが、気持ちが大きすぎるとかえって失敗をしてしまうことがあります。
これは、恋愛をしている時にドーパミンなどの脳内物質が大量に分泌されることによって、脳みそが冷静な判断をしにくくさせているからです。
メリットだらけのドーパミンも、過剰に放出されるとそれだけ作用が強くなってしまいます。
また、不調によりホルモンバランスが崩れていると、暴走を抑えてくれるセロトニンとの分泌のバランスがおかしくなり、余計に興奮作用を助長させてしまいます。
特に、付き合ったばかりだったり、新婚ホヤホヤ状態だったりすると、恋は盲目状態になりやすいです。
脳が恋愛モードになってドーパミンを放出しやすくなっていると、つい恋愛に前のめりになって、そのほかのことが疎かになりがちです。
その結果、大事なことを忘れてしまったり何かを失ってしまうこともあるので、注意が必要です。
私はつい最近、『恋人に騙されてお金を騙し取られた』というニュースを見ましたが、恋人のことを完全に信じ切って一切疑わなくなってしまうと、それはもう相手に依存してしまっていることと変わりません。
恋愛は楽しいものですが、あまりのめり込みすぎないように、普段から気をつけるようにしましょう。
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ドーパミンだけじゃない!他にも似た作用を起こす方法3個を解説
さて、ここまででドーパミン以外で恋愛において良い働きをしてくれる脳内物質の名前を幾つか挙げてきましたが、それらの分泌をより助けてくれる方法は何なのでしょうか。
では、何度か文章中に出てきた、テストステロンとセロトニンについて、分泌を促す有効的な方法を3つ、見て行きましょう。
①テストステロンを増やすには、規則正しい生活を送ることがカギ!
十分な睡眠をとって生活リズムを一定にすることが、テストステロンを増やすことに繋がります。
また、社会的な活動(外出など)をすることによっても、テストステロンは増えることがわかっています。
テストステロンは18〜30歳くらいが分泌のピークで、そこから徐々に減少していきます。
運動を30分くらいすることでもテストステロンは分泌されるので、適度な運動をするのもいいでしょう。
②セロトニンはとにかく朝が重要!
セロトニンを増やすには、朝の行動がポイントになってきます。
まずは、起きてからしっかりと日光を浴びましょう。
朝はカーテンを開けないという方も多くいますが、しっかり太陽の光を浴びることは、セロトニンを増やすことで一番大事なことです。
そして、日光を浴びたらしっかりと栄養のある朝食を摂ることです。
このように、セロトニンの分泌量を増やすためには朝の行動が重要となりますが、リラックスしている時でもセロトニンは分泌されやすいです。
③男性ホルモンは食品から増やす
男性ホルモンの分泌を促すのに、有効的な食材があります。
いわゆる『精力剤』と呼ばれるもので、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
特に代表的な食材として、『卵、ニンニク、魚、牛乳』などがあります。
また、牛肉、豚肉、鶏肉といったお肉製品も男性ホルモンを増やすことを助けてくれます。
体は食べ物によって変化しやすいので、ぜひ食生活で気をつけて行きましょう。
男性の恋愛では、脳内物質ドーパミンを理解することで制御も可能
恋愛をしている時に、ドーパミンやその他の脳内物質が大量に分泌されると、気分が高揚し、より恋愛を楽しいものにしてくれます。
ですが、そういった作用によって、相手の女性への気持ちがより大きくなってしまいます。
相手への気持ちが増すことは良いことなのですが、熱すぎる気持ちは、逆に冷めやすくなってしまいます。
それこそ、付き合いたてのラブラブな男女のカップルがすぐに別れてしまうといった割とよく聞く話のようになってしまう可能性があります。
また、ホルモンバランスの乱れにより、ドーパミンの暴走を抑えてくれるセロトニンが不足すると、余計にドーパミンの作用が強く出てしまうため、注意が必要です。
ドーパミンの過剰な放出は、時に残酷な事実を招くこともあるため、そういった事態を避けるためにも、熱くなりすぎないように気をつけて、楽しい恋愛をするようにしましょう!
以上、恋愛をしている時に放出される脳内物質には、気分を高めてくれたり、体つきを良くしてくれるなど、男性にとってメリットがたくさんあることがわかりました。
日頃からストレスを溜め込まず、規則正しい生活を送ることで、ホルモンバランスが安定し、より良いコンディションへと導いてくれます。
恋愛をする時に良い効果をもたらしてくれる脳内物質の仕組みについて理解して、幸せな恋愛をしてみてくださいね。